リースバックとは何か

不動産を所有している人がまとまった額の資金を手に入れたいと考えたときに活用したいのがリースバックです。リースバックとは、自身が所有している不動産を売却すると同時に賃貸契約を締結し、実質的にそのまま不動産を利用し続けることが出来る制度です。リースバックとは自宅を対象にすることが多い制度ですが、自宅の所有者が自宅を売却することでその売却額を現金で得ます。しかしその状態では住居を失うことになるため、同時にその自宅を借りる賃貸契約を結んで家賃を支払うことで、数千万円単位の資金を手にしながら自宅に住み続けることが可能になります。

このようにリースバックとは大きなメリットがある制度で、例えば事業を継続するための資金調達が必要であったり不動産価値が低下する前に売却したいといった際に有用です。一方で、不動産を手放すことになるという手続きであるためデメリットもあることを忘れてはいけません。自宅や社屋の場合、その家に住み続けたりその社屋で事業を継続するのであれば毎月の家賃を支払う必要があります。その期間が長くなればなるほど負担は大きくなり、不動産の売却で得た資金を上回ることもあり得ます。

また、賃貸契約を締結した期間を過ぎたときに貸主との合意が形成されなければその物件から出て行かなければならなくなる恐れもあるのがリースバックです。リースバックを活用する際は、長期的な視点で不動産の価値を判断することが大切です。リースバックとはのことならこちら

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